雪道の走り方

 

みなさま、こんにちは！

 

　皆様こんにちは。

 

　「雪道の走り方」 については様々な情報があります。

 

　ですが、解説されている情報を読んでみても、今ひとつピンとこない方が多いのではないでしょうか？

 

　それはどうしてなのか、おわかりになりますか？

 

 

地域によって全く違う　雪に対する考え方

 

　朝起きてみて窓を開けた時、昨日からの雪が降り積もって辺り一面が真っ白な銀世界になっています。

 

　さて、あなたはどう思いますか？

 

　都市部の方々の場合

 

　東京、大阪、福岡をはじめとする、都市部と言われる雪が降らない地域にお住まいの方なら、「久しぶりに雪が降ったよ！ 真っ白で綺麗だね！」 と言いながら喜ぶことでしょう。子供たちは外に出て雪だるまを作り、雪合戦をして遊びます。何を隠そう私がそうでしたから。

 

　雪が降る地域の方の場合

 

　生まれた時から雪を見て育ている人は、雪を見ても何とも思わないばかりか、逆に嫌な気分になります。

 

　今来ている寒波の強さと、与えるであろう影響を前日からテレビで確認し、翌朝窓を開けてため息をつきます。

 

　通常よりかなり早く起きて、まずは家の周りを除雪、続いて車をほじくり出さなければ会社に行く事ができません。

 

　屋根の上の雪もそろそろ降ろさないと、雪の重みで家がつぶれてしまいます。

 

　雪が降らなければ何だか寂しいなとは思うのですが、実際に寒波が来て雪が降り積もると、「ああ、またか…」 と、がっくり腰を落とすのが降雪地域の方々なのです。

 

 

全てが車での移動

 

　地方の生活においての移動手段は、一部の地域を除けば殆どが車です。

 

　コンビニでも銀行でも病院でも全て車で行きます。

 

　それは雪が降り積もっても同じで、雪国の人達は雪道を走らなければ生活を営んでいけません。

 

　若いお姉さんだろうが主婦だろうが農家のおじいちゃんだろうが、みんな雪道を車で走っています。

 

 

雪道の走行は生活の一部である

 

　雪国の人達は、雪道を車で走るのが生活の一部となっており、殆ど何とも思わずに走っています。

 

　都会の人達が満員電車に揺られて毎日会社に行くのと同様、他所の人から見れば大変だなと思う事が、当たり前に行われています。

 

 

お互いを思いやる気持ちが大切

 

電車の中で

　あなたが毎日乗っている通勤の満員電車に、地方から来た大きな荷物を持った人が乗って来て、何とか流れに乗ろうと頑張ってはいるけれど、ぎこちない動きを隠しきれずにいる場合、あなたならどう思いますか？

 

 

　今だから申し上げますが、私はこのように思っていました。東京在住時は郊外から都心へ2時間かけての電車通勤を6年ほどしていましたので、電車通勤の方々の気持ちもよくわかっています。

 

雪道も理屈は同じ

 

　技術や心構え云々ももちろん詳しくお話して行きますが、私が都会と地方で実際に暮らしてみて思う事は、お互いを思いやる気持ちが大切であるという、日本人としてごく当たり前の気持ちの部分の大切さです。

 

　お互いを思いやることで、都会の人なら装備をきちんとして行こうと思うでしょうし、地元の方であれば困っている人を助けてあげたい、都会ナンバーの車が走るのが遅くてもイライラしないという、いい結果を生みだします。