雪道での事故経験その１

雪道での事故経験　【その１】

 

　雪道で危ない思いは数知れず体験している私ですが、 幸いな事に、大型車での雪道での事故はありません。 都会出身という事で、慎重に慎重を重ねているのがいいのか悪いのか。 なかなか難しい面もありますが、結果が第一ということで、 これで良しとしましょうか。

 

　そんな私ですが、実は過去に二回、雪道でスリップした事があります。

 

 

 

ジムニーで急ブレーキ

 

　前にも書いた通り、スズキジムニーで、富士山方面へ雪道走行へ出かけました。 はじめは降っていなかったのですが、道志あたりで降りはじめて、 山中湖へ抜けた時には、一面の銀世界でした。

 

　装備は、普通タイヤに金属製のタイヤチェーンを持参。 雪が積もったらタイヤチェーンを巻いて対応していました。スタッドレスタイヤは、お金がなくて買えませんでした。

 

　いい気になって雪道を50キロ位で走っていたところ、 数百メートル先で、除雪グレーダーがバックで道路に出てきました。 これを見て、雪道ではご法度である、急ブレーキを踏んでしまったのです。

 

　ただでさえ、ホイールベースが短いジムニーは直進性において不安定です。 雪道の急ブレーキではひとたまりもありませんでした。

 

　車は50キロをキープしたまま回転し、反対車線のガードロープに激突、 ふらふらと二車線を跨いで遊泳したのちに停車しました。

 

 

 

幸いにも怪我はなし

 

　幸いにも夜中だったので対向車はなく、自車の前部を凹ませただけで済みました。

 

　その滑ったタイミングﾞというか、ブレーキ操作の感触は、今でも覚えています。 とても恐ろしかったのですが、雪道の恐ろしさを身をもって体験できたという事で、 良かったのかな、と、前向きに考えています。

 

　ジムニーは修理もせず、その後、売却してしまいました。 結構高く売れました。